「寝だめ」はできる?「来週に備えて今週末寝ておく」はアリ??

「ばっちり週末に寝だめしておいたから、今週は多少無理しても大丈夫!」
そんな文脈で、「寝だめ」という言葉を耳にすることがあります。
本当に可能なのでしょうか?

記事の末尾に紹介している本では、
睡眠の「貯金」は不可能、「借金返済」なら可能と書かれています。

ちょっとこれだけだと、わかりづらいですよね?睡眠をスマホの充電に見立てて考えると、しっくりくるかもしれません。

例えば、8時間でフル充電になるスマホがあるとします(そんなにかかるスマホはないと思いますが)。それを、10時間充電したからといって、普段より+2時間分長くバッテリーが持つというわけではないですよね?人の体もまったく同じです。その人の適正睡眠時間よりも2時間眠ったからといって、それが何かプラスに作用するわけではないということ。「睡眠の貯金は不可能」とは、このような文脈の話です。

一方で、場合によっては、そのスマホが10時間の充電を必要とすることがあります。それは、バッテリーの質が下がったとき。バッテリーの状態が悪いと、充電効率が下がり、同じ容量を充電するのに時間がかかります。人の体も同様に、一定以上の疲労が蓄積していると、本来必要な睡眠時間よりも長くかかります。10時間眠って、やっと健全な状態のときの8時間分の睡眠効果を得られるというわけです。これが、「睡眠の借金返済なら可能」の意味になります。

物に例えると、わかりやすいですよね。私も本を読んで、なるほど!と腑に落ちました。
とにかく、睡眠の「前借り」はできないみたいです。冒頭の「ばっちり週末に寝だめしておいたから、今週は多少無理しても大丈夫!」というセリフは成立しないということですね。「今週も引き続き、寝ないとダメだよ」と指摘してあげなければなりません。

反対に、睡眠の「借金返済」はあるようなので、
「先週徹夜で無理をしてしまったから、今週末はずっと寝て過ごしてしまった」ということは起こり得るわけですが^^;

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)

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