単純作業で「人が必ず眠くなる時間帯」を乗り切る

以前に紹介した通り、午後の14〜16時は、昼食を食べる食べないに関わらず、人が必ず眠くなる時間帯です。ここをいかにして乗り切るかが、夜の快眠の鍵になります。
⇛参考:昼食を食べたから眠くなる・・・わけでもないらしい

そのための工夫として、もし可能であれば、時間帯で作業の質を変えてみるのはいかがでしょうか?

例えば、頭を使う仕事(企画書作成など)は、生産性の高い午前中のうちに。そして、最も眠たい午後2時〜4時に、単純作業や体を動かす仕事(書類整理や外回りなど)をする。

単純に仕事の効率も上がりますし、午後にシャキシャキと手を動かせれば、ほどよく疲労が溜まり、夜のスムーズな入眠にもつながりやすくなります。オススメな習慣です^_^

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)

昼食後の「コーヒー + 仮眠」で眠たい午後を乗り切る

こちらの記事で、昼のコーヒーは寝つきの悪い方にとって有効だと書きました。昼の眠気を抑えて、日中の活動量を高めることができれば、生活にメリハリがつき、夜の入眠もスムーズになります。

さらに付け加えるなら、コーヒーを飲んでから10〜20分程度の仮眠をとると、なお効果的です。(コーヒーでなくても、カフェインを含んでいるものなら何でもいいです)

カフェインによる眠気の抑制効果は、飲んでから約20分後に働き始めます。カフェインと仮眠の相乗効果で、目覚めたときのスッキリ感が増します。また、20分以上の仮眠は、深い眠りに入ってしまうため、夜の寝つきにとってはマイナスです。それを防ぐという観点からも、コーヒーと仮眠は相性がいいのです。

コーヒーやお茶を一口飲んで、椅子に座って目を瞑るだけで効果があります。お昼休みなどに時間がとれそうな方は、ぜひ試してみてください^_^

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)

ストレスによる不眠「過覚醒」に要注意

「上司にあんなことを言われた…」「今月のノルマが厳しい…」

仕事は大なり小なりストレスを伴うものですが、そのイライラの度合いがあまりにも強いと、就寝時にそれを思い出して脳が興奮状態になり、寝付けなくなることもあります。

ストレスを主原因とした不眠の最大の特徴は、睡眠不足にも関わらず、日中にそれほど眠気を感じないことです。疲れは感じても、それほど眠くない。これは専門用語では「過覚醒」と呼ばれ、注意が必要な状態です。眠気を感じないがゆえに対処が遅くなり、いわば「寝不足スパイラル」と表現できるような悪循環に陥りかねません。

日中の眠気の有無に関わらず、眠れていないのであれば、病院に行くなり、然るべき対応を早めにとることをオススメします。

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日中に強い眠気を感じる人は「ナルコレプシー」かも??

ナルコレプシーとは、日中に何度も強い眠気に襲われ、5分〜30分程度、突然眠り込んでしまう睡眠障害です。

ウトウトするくらいのことは誰にもありますが、ナルコレプシーのひとつの目安は、緊張感の伴う場面でも、関係なく眠ってしまうこと。重要な会議中でも眠ってしまう。それならまだしも、運転中でも眠ってしまう可能性があります。

周りからは、「怠けている」「やる気がない」と判断されがちですが、れっきとした病気です。少しでも自覚があれば、病院に行かれることをオススメします。

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⇛お酒を不眠解消の手段にしない

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徹夜明けの仕事は、飲み会の後の仕事と同じ!?

徹夜での仕事がいかに効率が悪いかをイメージしやすいように、寝不足と飲酒した状態を比較した実験をご紹介します。

被験者を24時間ずっと起きたままにして作業させると、当然ミスは増えていきますし、作業効率は落ちます。そして、その24時間後の作業効率の成績を記録しておきます。

そして今度は別の機会に、被験者にお酒を飲み進めながら作業してもらいます。そして、以前記録したと成績と同程度まで作業効率が落ちた時点での被験者の血液の状態を測定したところ、そのときのアルコール血中濃度は0.08%だったそうです。これは、ビール中瓶だと2本、日本酒だと2合、ウイスキーだとシングル2杯程度の飲酒量に相当します。

このうちの、ご自身が普段飲まれるお酒で、それくらいの量を飲んだ後の自分の状態を想像してみてください。徹夜がいかに非効率かということを、よりはっきりと認識できるかと思います。

非効率なだけならまだしも、なにより怖ろしいのは、取り返しのつかない大きなミスをする可能性が高まるということです。

スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)、スペースシャトルチャレンジャー号の爆発事故(1986年)、チェルノブイリ原子力発電所事故(1986年)、石油タンカーバルディーズ号の座礁事故(1989年)など、世界的に知られた大事故の共通点が、「作業員の睡眠不足」が原因のひとつに挙げられていること。

大事故でなくても、1日1500件以上起こる交通事故の25%は居眠りが原因とされています。

徹夜をして仕事を進めたとしても、本人の自覚以上に作業効率が下がっているため、やれることも思ったより大した量ではありあせん。

そのささやかな作業量と、リカバリー不可能なレベルのミスをして会社に損失を与えるリスクを天秤にかけたとき、はたして、それは合理的な判断なのか?締め切りを伸ばす努力をする方が、よっぽど信頼につながるのではないか?

そのように冷静な判断をするためにも、徹夜をしたくなったら、先述したお酒の量をイメージしてみてください。

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)