「◯時間睡眠法」には要注意!睡眠時間は短くならない!

「1日◯時間睡眠法!」、「時間を効率的に使って充実した人生を!」

そんな触れ込みの本をたまに見かけますね。そして、Amazonのランキングでチェックしてみると、結構そういう本が売れているようです。

たしかに、例えば1日7時間寝ていた人が5時間で済むようになるというのは、魅力的な話です。「1日が2時間分、趣味やあそびに多く使えますよ」と言われれば、試してみたくなるのもわかります。

しかし、短眠はやはりオススメできません。

ここでいう短眠とは、本人にとっての適正な睡眠時間よりも短い睡眠のことです。
⇛参照:睡眠の「時間」のセルフチェック。眠りの長さは十分??

1日4〜5時間睡眠で問題がないのは、目覚ましなしでその時間に目が覚めるショートスリーパー気質の方だけ。そして、その睡眠時間はあくまでも生まれつきの体質で決まります。

自然に目が覚めるのが寝付いてから7〜8時間後なのであれば、それがその人に必要な睡眠時間になります。売れている短眠本を読んで、「自分も!」と奮起するのは危険です。仕事の効率が下がるのはもちろんのこと、健康を損ねるリスクもあります。

ショートスリーパーは後天的な能力ではなく、先天的な資質。

そのように認識して、自分にとっての最適な睡眠をとるようにしてください。

◆その他参考記事
睡眠不足が脳の老化を早める??認知症のリスクも・・・

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)

それって「ショートスリーパー…もどき」じゃない??

ショートスリーパー。なんだか響きがいいし、睡眠時間が短くて済むというのは、羨ましいですよね。書店で睡眠関係の書棚をチェックすると、「◯時間睡眠法!」みたいな本が数冊見つかります。そして、その本を購入して意気揚々とノウハウを実践する。すると数日後、「私って実はショートスリーパーだったんだ!」というショートスリーパー…もどき?なる人が、少なからず誕生することになります。

なぜ、そういったことになるか? それは、人間が眠気に「慣れる」生き物だからです。短時間睡眠のメリットに何らかの形で触発され、本に従って数日間頑張ってみる。初めは間違いなく辛いはずです。しかしそれも、モチベーションの高さで乗り切ってしまう。一度習慣化して壁を越えれば、眠気の感じ方は逓減していきます。そうして、自分がショートスリーパーになったような錯覚をするのです。

しかし、眠気に慣れたとしても、体は決して短時間睡眠に順応することはありません。そのような生活を続ければ、確実に疲労が溜まっていくことになります。そのまま突っ走るのは健康上、とても危険です。

そもそも、ショートスリーパーとは、意識せずとも4〜5時間後に自然にすっきりと目が覚めるような人のことを指しています。本を買って、後天的に習得できる類のものではありません。

そういう本を見かけたときには、きっとその著者自身が生まれ持ってのショートスリーパーなのだと考えたほうが賢明かもしれません。

◆その他の参考記事
⇛睡眠の「時間」のセルフチェック

この記事の参考にした本

『仕事が冴える眠活法』中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニックの院長さんの本。睡眠のメカニズムと実用的なテクニックがわかりやすく書かれているので、ビジネスマンに限らずオススメ。私にとっての、睡眠のバイブル的な一冊です!(^^)